日銀 マイナス金利解除でどうなる?

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日本銀行が「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げる方針を打ち出しました。

この政策転換により、銀行などに預ける預金の金利が上昇する見込みです。

これは一般の人々にとっては好ましい変化ですが、その一方で住宅ローン金利の上昇が懸念されています。

 

住宅ローンの場合、固定金利が上昇した後に変動金利も上昇すると予想されますが、その影響がすぐに表れるわけではありません。しかし、金利の上昇により返済額が急増すると、多くの人々の生活に影響が出る可能性があります。そのため、返済額が5年間据え置かれる「5年ルール」が設けられていますが、これはあくまで一時的な安心材料であり、金利の変動により支払額が変化することもあります。

返済額が据え置かれるため、「額」そのものに変更はありませんが、金利の変動により月々の返済額の内訳である「元金」と「利息」の配分が調整されます。金利の引き上げ後、返済額は元金の減少が遅くなる場合や、金利が急騰した場合には月々の返済額が全て利息分になる可能性もあります。

 

今後、住宅ローン金利がどのように動くかは不透明ですが、金利上昇を見据えた賢明な資金計画がますます重要になってきます。マイナス金利解除後も、しばらくの間は金利が低水準で推移すると予想されますが、購入を検討している場合は早めの行動がおすすめです。

 

2024年はマイナス金利解除により、変動金利も上昇する可能性が高まっていますが、そのペースは比較的緩やかと予測されています。これは、過去の金利推移から導かれたものであり、急激な金利上昇が景気を冷やすリスクがあるため、日本の企業や個人は低金利に慣れきっています。

 

さらに、日銀が長期にわたって行ってきた金融緩和政策により、約600兆円もの国債を保有しています。そのため、金利が上昇すると国債の利払いが増え、日銀の財務に悪影響を与える可能性があるため、金利上昇を緩やかに調整する必要があります。

 

以上のような背景から、マイナス金利が解除されたとしても、金利の上昇は緩やかに進むと予想されます。これにより住宅ローン金利もやや上昇する見通しですが、急激な上昇が始まる前に、マイホーム購入の検討を始めるのが良いでしょう。

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