住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返せる額」で考える
住宅購入を考えるとき、多くの人が最初に気にするのが住宅ローンです。金融機関から「〇〇万円まで借りられます」と言われると安心してしまいがちですが、住宅ローンで本当に大切なのは無理なく返し続けられるかどうかです。
1.住宅ローンの基本構造を理解する
住宅ローンは主に以下の要素で構成されています。
- 借入額
- 金利(固定金利・変動金利)
- 返済期間(最長35年が一般的)
- 返済方法(元利均等・元金均等)
例えば、3,500万円を金利0.6%・35年で借りた場合、毎月返済額は約9.2万円ですが、金利が1.5%になると約10.7万円まで増えます。金利差は長期では大きな負担差になります。
2.変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきか
それぞれの特徴を理解した上で選択することが重要です。
変動金利
- 金利が低く、当初の返済額を抑えやすい
- 金利上昇時に返済額が増えるリスクがある
固定金利
- 返済額が変わらず、将来の家計計画が立てやすい
- 変動金利より金利は高め
「家計に余裕があり、金利上昇にも対応できる」なら変動、「安定を重視したい」なら固定、という考え方が一つの目安です。
3.年収倍率よりも「返済負担率」を重視する
住宅ローンの目安として「年収の5〜7倍」と言われることがありますが、より重要なのは返済負担率です。
- 年間返済額 ÷ 年収 = 返済負担率
- 目安は20〜25%以内
例えば年収500万円の場合、年間返済額は100〜125万円、月額で8〜10万円程度が無理のない水準とされています。教育費や将来の貯蓄も考慮した上で判断しましょう。
4.見落とされがちな諸費用と団体信用生命保険
住宅ローンには、借入以外にも費用が発生します。
- 融資事務手数料
- 保証料
- 火災・地震保険料
- 団体信用生命保険(団信)
特に団信は、万が一の際にローン残高がゼロになる重要な仕組みです。がん保障や三大疾病保障付き団信は金利上乗せになることが多いため、保障内容とコストのバランスを確認しましょう。
5.住宅ローンは「借りた後」が本番
住宅ローンは借りて終わりではありません。
- 繰り上げ返済のタイミング
- 金利タイプの見直し
- 家計状況の変化への対応
特に繰り上げ返済は、早い段階で行うほど利息軽減効果が高くなります。ただし、手元資金を減らしすぎないことも重要です。
住宅ローンは、住まいと同じく長く付き合う金融商品です。目先の金利や借入額だけで判断せず、将来の収入やライフイベントを見据えた上で、自分に合った住宅ローンを選ぶことが、安心できる住まい購入につながります。
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