マンションの最上階って暑い?マンションの断熱と暑さ対策について

マンションの最上階にはどのようなイメージがあるでしょう?眺望が良い、風通しや日当たりが良い、低層階に比べ価格が高そう。メリットが多い印象があるのではないでしょうか。ところが、ネットでのクチコミを見てみると…「最上階は夏暑い」という意見が。

頑丈な鉄筋コンクリートで造られたマンションに、外気の暑さ寒さは影響するのでしょうか。また、外気からの影響を減らす方法にはどのようなものがあるのでしょう。ぜひ、ご覧ください。

 

コンクリートの性質とは。熱を伝えやすく、熱を蓄える

マンションの主な素材であるコンクリートは一戸建て住宅で一般的に使われている素材である木材よりも熱容量が大きく、他の言い方では蓄熱性があるという特徴があります。

コンクリートは熱容量が大きいことで、夏場は一度熱されたら冷めにくく日が暮れた後も熱を放出し続けます。そのため、夕方以降外は外気の温度が下がったにもかかわらず コンクリートの住宅では室内が暑い、ということが起こってしまうのです。一方で冬場は夜間から明け方に冷えた後は温まりにくく日中も冷気を放出し続けます。

築30、40年のマンションは断熱が足りない場合も(1990年以前のもの)

外気から室内を守ってくれるもの、それは断熱材です。壁や天井に敷き詰め、熱が伝わるのを防ぎ室内を快適な温度に保つ役割を持ちます。

しかし、住宅の断熱が全国的に注目され始めたのは1970年代の石油ショック以降。省エネルギーが注目を浴び、1979年に省エネ法が制定、1980年に住宅の省エネルギー基準が初めて定められました。断熱材の使用が義務付けられたのは1989年、住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)によるものでした(つまり住宅ローンの担保となりうる質を保った住宅の基準とされた)。

住宅の寿命は何十年もあり、その間住み続けるということを考えると、できるだけ性能の良いものを作って欲しいという気持ちになりますよね。ですが、住宅の性能が整えられ始めたのはかなり最近なのです。ちなみに2021年の現在も断熱材の使用は義務付けられていません。

そのため、断熱の考えが浸透する以前、1990年以前のマンションでは薄い断熱層しかない、さらには断熱がない「無断熱」のものもあり、中古マンションを購入する際には注意が必要です。

 

外気の影響を受けやすい最上階。マンションの最上階は明るくて眺望もよく、開放的な良い条件が揃う物件ですが、熱を伝えやすい素材で造られたマンション。そのなかで外気温、日射などの影響を最も受けにくいのは周りを他の住戸に囲まれた真ん中の住戸なのです。

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